懐かしの古写真・名所

【箱火の見】
川島維知著「写真集・館林」よりの引用文。
『館林は古くから城西にある城下町から出火、大火となることが多かった。これを憂えた藩主松平斉厚(なりあつ)は、文政二年(1819年)城下に火消組をつくらせるとともに、江戸堀留の櫓を模して、城下の札の辻(現在の大辻)西に、この火の見を建てさせた。以来約140年間「大辻の箱火の見」の名で親しまれてきたが、昭和34年に腐朽が甚だしいので取りこわされた。』

箱火の見▲箱火の見の高さは40尺(約12メートル)
箱火の見模型▲「箱火の見」の模型。館林市役所の1階ロビー奥。
市役所に用事があり、偶然見つけました。展示場所は北側の自販機の前、よい場所ではありません。丁寧な説明もない。せっかくの模型なので、プレゼンテーションを考えましょう。魅力的な見せ方があります。
市役所の方、ぜひお声をかけてください。当方、館林出身のデザイナーです。よろこんで相談にのります。(2014/08/16アップ)