館林市教育委員会と市立図書館が発行
「館林双書」で郷土の歴史を学ぶ

昭和41年・44年に刊行された館林市誌(歴史編・自然編)に盛り込むことのできなかった部分を補い、また時々刻々移り行く時の流れを記述し、館林市誌の資料として発刊された郷土出版物。図書館で閲覧できるし、販売もしている。在庫切れの前に購入をお勧めします。
(詳しくは館林双書のホームページを参照)

お問い合わせ 
館林市立図書館  〒374-0018 群馬県館林市城町3-1 
TEL 0276-74-2364

【館林双書の存在を2013年1月まで知らなかった不明を恥じる。】
18歳で館林を離れ、東京暮らし。館林市立図書館に足を運ばなくなってから久しい。「館林城の再建をめざす会」を立ち上げてからも、なにかといそがしく、じっくりと館内を調べることもなかった。
2013年1月24日。今年から館林市苗木町の有賀音楽センター内で空手の教室(詳しくは空優会・館林支部のホームページを参照)をスタートさせた。毎週木曜日。これでも私は、全空連の空手道公認三段。
60歳を越えたら、空手教室で生徒を指導したいという希望がありました。もちろん、これも、ふるさと恩返し企画のひとつ。
武道を通じて、子ども達の能力を高めたいと思っているのです。
そういうことで、指導のために1月24日(木)、館林に着いた。指導までに少し時間があったので図書館を訪問。初めて、図書館の2階へあがって驚いた。奥にかなりのスペースで郷土史のコーナーがある。そこは貴重な本や資料の山。まさに楽園。
そこで初めて、館林双書の存在を知ることになった。読みたかった「館林記」「館林騒動記」が目に飛び込んで来た。即、買いだ。しかも「岡谷繁実の生涯」もあった。嬉しい。2冊を買い求めた。
まったく、こんなに優れた双書を知らなかったなんて、己の不明を恥じるのみ。それだけ、館林から遠ざかっていたわけかと、妙に納得した次第。
(2013年1月27日)

 

   
 

 

岡谷表紙館林双書第23巻「岡谷繁実の生涯」
工藤三壽男(くどうみすお)著 2100円
館林記表紙館林双書第29巻「館林記/館林騒動記」 1000円