【長澤理玄 顕彰碑】


[館林市の公園に設置するまでの手続きレポート]
顕彰碑を造りたい方へ、参考になればと記す。

●3月26日(木) 
館林市庁舎にて、文化振興課、緑のまち推進課との合同打ち合わせ。顕彰碑の概要を説明。
(資料として全国に建つ主な種痘碑の資料も用意して説明。とにかく前例主義です)約2時間の話し合い。
9割不調(わけのわからい内容の指摘が多いね)。ただし最後の1割で大きく前進。(年度末にあたり4月から職員の移動もあるので調整時間が必要になる)

●4月16日(木)理玄の生誕歳直前 

館林市庁舎4階「緑のまち推進課」にて課長、係長、主事との打ち合わせ。顕彰碑は屋外宣伝物になるので県の条例があり、複数の問題点を指摘していただいた。極めて良好な打ち合わせ。その足ですぐに県の土木事務所(館林市出張所)出向く。
事前に市から情報が伝わっていて、打ち合わせは内容の濃いものとなった。土木事務所のふたりの担当者は長澤理玄の功績を知っていて、館林のためになることであり、支援の気持ちが伝わってきました。
◎館林市へ設置場所(交差点から5m以上離す)の変更を確認し(地下に埋設物がないか)正式に申請書を提出し、許可されたら、その許可書を含め全部で約6種類もある資料を制作し、しかも各3部用意してようやく県の土木事務所へ申請する。
優に1ヶ月かかる。(気持ちを引き締めてかからないといけないね)

●4月23日(木) 
館林市緑のまち推進課を訪問。(事前にアポをとってます)土木事務所での話し合いの報告と、設置場所の移動と決定。そして、市への申請書を入手。設置場所の配置図や顕彰碑のサイズ、形状の図面、素材を決定して、2週間後に正式に申請する予定となった。 少しずつ前進。
(2015年4月25日アップ)

●5月7日(木) 
GW中に下記の書類を制作しました。
それなりに時間がかかります。
1)申請書 (A41P。緑のまち推進課で用意してある書式)
2)周辺図 (ゼンリンの住宅地図をコピーしたもの)
3)配置図 (市が制作した緑地の平面図をコピーしてもらい、それをもとに顕彰碑の配置図を作成。)
4)記念碑の形状 (記念碑のデザイン制作は田中茂雄。プロのデザイナーなので完璧なものを用意。)
5)設置場所の写真 (県への申請でも使用するので新規に撮影。※申請時から3ヶ月以内の写真と決められているので)

正副2部用意。午後1時に石村先生と市役所ホールで待ち合わせして、 館林市緑のまち推進課へ。担当課長、係長、主事と打ち合わせ。申請書と添付資料の確認をしてもらい、無事に提出。審査期間は約1週間後。
審査が通ると次のステップへ。 県の土木事務所。またひとつ前進。
市役所での申請の次は、石碑の制作について田部井石材と打ち合わせ。
(2015年5月8日アップ)

●5月21日(木)
【館林市から顕彰碑設置の許可がおりました】 
5月7日に提出した申請書の決済がおりたのが20日(水)。2週間かかりました。
21日(木)11時に市役所へ。許可印の押された申請書類を担当課長から受け取る。時間はかかりましたが嬉しいね。
申請書に押された許可印をアップします。許可2015年5月20

この許可書が県の土木事務所への申請の際に必要な添付書類(使用承諾書)となる。

【申請の際に必要な書類一覧】(各3部)
1)申請書 (A4版 2P)
2)使用承諾書 (公園施設設置許可書。5月20日交付された書類のコピー)
3)配置図 (公園の平面図。それをもとに顕彰碑の配置図を作成。)
4)記念碑の形状 (記念碑のデザイン意匠図。寸法と材質記入)
5)設置場所の写真 (県への申請でも使用するので新規に撮影。※申請時から3ヶ月以内の写真)
6)周辺図 (ゼンリンの住宅地図をコピーしたもの)
7)群馬県証紙 (意匠面が2平米以下なので930円))

※施工業者が群馬県の登録業社に限るので登録業社にお願いしました。
※交差点から5メートル以上離れた位置。などなどチェックポイントが幾つかあります。

ようやく申請書類を提出したのが3時。
3時半から館林のこども達へ空手の指導があるのでギリギリでした。

今月中に県から許可がおりる予定です。
1歩も2歩も前進しました。 館林の文化度もアップします。
(許可降りたら祝杯ですね!)

許可が下りれば、顕彰碑の制作に入ります。 また、マスコミへも公表できます。
(2015年5月22日(金)アップ)

●5月28日(木)
【群馬県から顕彰碑設置の許可がおりました】
5月21日に県の土木事務所へ提出した申請書の決済が26日(火)におりる。
郵送にしますかといわれたが。石村澄江先生と受け取りにいくことに。

同じ案件の審査日数ですが、館林市役所は13日間。 県の土木事務所は5日間。
いったいこの時間差はどこから来るのでしょう。
とはいえ、ようやく行政の許可が完了したので、長澤理玄が幕末に建てた民間の病院の魁である「種痘館」
(「疱瘡長屋」とも呼ばれた)に隣接する場所に、長澤理玄の顕彰碑が建立できる。慶賀!

申請書類と添付資料の一部を写真でご紹介。
申請書類など
(2015年5月29日(金)アップ)


【5月28日に許可書を受理。
ようやく、 顕彰碑の概要を発表できます。
まずは意匠図をご覧ください】

理玄顕彰碑プラン「長澤理玄 顕彰碑」
デザイン・文:田中茂雄 (館林城の再建をめざす会会長/(株)コンセプト代表取締役社長(デザイン事務所)) イラスト:泉雅史   石碑制作:田部井石材


[速報!]
顕彰碑が建ちました。立ちました! 立派です!!


10月1日、午後から雨という予報。
「 雨が降る前に建てます」と
田部井石材からメールがありました。
午後1時15分頃に現場へ到着。すでに顕彰碑が建ってました。
ブルーシートに覆われていて、中は確認できませんでしたが、立派な立ち姿に感激。
昨日公園脇を車で通過した際はは土台の御影石だけでした。
     ●
10月4日、除幕式が待ち遠しい。
全貌をはやく見たい。

写真をアップします。10/1顕彰碑建立写真
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