【2016年10月4日 顕彰碑建立1周年記念の祝い】
館林城の再建をめざす会事務所にて開催。
理玄の広報活動のさらに進めることを確認

1年前の10月4日、爽やかな秋晴れのなか、多くの招待者を集めて盛大な除幕式を敢行しました。
1年後のお祝いは今年3月に完成した「館林城の再建をめざす会」の事務所で行いました。
理玄顕彰会会長石村先生、副会長長澤先生、そして除幕式で司会を務めてくれた渋谷さんをお招きしてなごやかな会となりました。

【話あわれたこと】
長澤理玄の広報活動を継続すること。
しかも館林の子ども達への教育がもっとも大切。

ということで、今年も小学4年生の社会科の授業「郷土の歴史」に出張授業を行います。
今回は一生、二小、三小の3校。城下町内の小学校になりました。来年度は会長・副会長とも授業を行うということなので
増やしていきます。
さっそく、授業の副読本「長澤理玄を学習しよう」の増刷。(500部印刷)

増刷された副読本
▲500部増刷された改訂版。(これ自腹なんです。館林市教育委員会へのプレゼントですね。)

【小学4年・社会科の授業が実現します】
オリジナル教材「長澤理玄を学習しよう!」を作りました。
2015年12月15日完成!

長澤理玄の功績を伝えるプロジェクトのゴールは、館林の子ども達への教育です。顕彰碑はそのためのツールです。
ようやく目的が達せられます。
12月17日館林市第七小学校の4年・社会科の特別授業を行います。
そのために教材を作りました。イラストレーターに親しみやすい絵も発注しました。
もちろん仕事なのでギャランティーが発生。
自分はボランティアですがプロの仕事を発注する場合はボランティアというわけにはいきません。

すばらしいイラストで教材の完成度がさらにアップしました。

理玄教材表紙
▲表紙(A4サイズ)理玄について導入ページ。おもしろいエピソードのイラストも描きました。
理玄教材中面
▲中面(A3見開き)理玄の功績のメインは「種痘」。種痘(牛痘法)を開発したジェンナーの解説も資料として紹介。 また、江戸時代に入院施設付きの病院を作ったことも画期的なこと、その図も掲載。
理玄教材表4
▲裏表紙(A4サイズ)理玄の生誕200年を記念した建てた顕彰碑の紹介と館林での理玄の足跡をマップを使い紹介。
年表もあり、資料として充実させました。
(企画制作・デザイン:館林城の再建をめざす会 田中茂雄  協力:(株)コンセプト)


【2015年12月17日木曜日】館林第七小学校4年社会科

七小4年生・32名の元気な子ども達に理玄の功績を伝えてきました 。
2時10分から45分の授業。開始30分前に七小へ、 校長室に案内されました。
ソファにすわり校長室の壁を眺めると歴代校長の顔写真が飾ってあります。
そこに同級生の顔を発見しました。

I校長(旧姓S野さん)です。女性ながら校長を務めました。偉いね。
二小の校長だったのは知ってましたが、七小の校長も経験してたのですね。素晴らしいです。
S野さんは中学の同級生。バスケの選手でフットワークのよい生徒でした。「館林城の再建をめざす会」でもいろいろと手伝ってもらってます。理玄の除幕式にももちろん参加。同級生はありがたい。

こども達への授業はプリントを配布して、それをもとに進めました。
丁寧な教材だと自負してます。理玄の人となりや天然痘、ワクチン、館林で活動など伝えることができました。
なにごとも準備が大切。デザイナーはコミュニケーションツールを作るのが仕事なので、身につけた技術が役に立ちました。

●ショックなこともあり。
32名の子ども達に質問。「館林にお城があったことを知ってますか?」
手を挙げたこどもは半数以下。約1/3です。これには驚きました。
ふるさと、館林の歴史を伝える授業を充実させて欲しいですね。
(館林の大人は、子ども達へふるさとの歴史をもっと伝えましょう。)

例えば、長野県の松本市の小学校で、「松本にお城があるのを知ってますか?」と質問したら。
松本市のこどもにバカにされますね。100パーセント知っているはず。

城郭の規模では松本に遜色のない館林ですが、松本は城が建っている。館林は記録の中だけ。
この差はあまりも大きいね。館林に華麗な三重櫓(天守)としっかりとした石組みの石垣と堀を再建すれば
館林のこどもたちも、城に誇りを持ち、立派な城のある郷土にプライドをもつだろう。

「館林城の再建をめざす会」の活動は、まだまだ途上。
やるべきことが多いと痛感した次第。

(2015/12/18アップ)



【2016年1月13日(水)】館林第二小学校・4年社会科 特別授業

お天気が心配でした。前日は冷たい雨。
日頃の行いのせいか当日は穏やかな日より。風がないのが何よりです。(上州の冬は風が強い)
4年松組は1時55分から2時40分。
竹組は2時45分〜3時30分。
授業開始前に校長先生から紹介されて始まりました。
45分授業でフィールとワークまである。時間がたりません。
用意したオリジナル教材と新聞記事のコピーを生徒全員に配布。
理玄については、配布した教材を読んでもらえれば詳しく理解できます。
15分で理玄の紹介。
教室から理玄の顕彰碑まで移動。 25名の生徒を顕彰碑に案内し、理玄の足跡を紹介。
移動に5分かかるので、顕彰碑前での解説は10分。
教室にもどると、質問時間が2〜3分。ひとりだけ質問に応えました。5分時間が延びてしまいました。
松組の生徒はとてもよい子ばかり、素晴らしい。
   ●
2時45、お隣の竹組へ
竹組は私のクラス。54年前の南校(二小)竹組。当時の担任は梅田うめ先生でした。
(梅田先生の自宅は、館林藩時代の藩校があった敷地にありました。教育者として最高の場所ですね)
4年竹組の教壇に立つとは、不思議。
理玄の解説を始めると同時に読売新聞のS記者が校長先生に付き添われて取材に訪れました。
S記者はぐんまちゃんが教える長澤理玄顕彰碑の記事を書いてくれた記者です。若い優秀な記者です。
授業内容は松組とお案じです。途中の移動時間も同様にかかってしまい、もどりがやはり時間ぎりぎり。
顕彰碑前での講義写真を撮影してくれました。(記事参照)

できれば、2クラス合同で2時間の授業ができれば、かなり詳しく解説できます。ただし季節の良いときに限ります。冬では15分が限度ですね。(寒いし)
この活動も続けないと意味がありません。来年度の4年生に授業を行う予定です。校長先生にお話ししました。

◎質問しました。「館林にお城があったことを知っている人」
さすが、わが母校・南校(二小)。松組も竹組も全員知ってました。
校歌1番の出だしが「城のあと、霞む桜に〜、丘の上開くツツジに〜}
知っていて当然ですね。
    ◎
二小だけでなく、城下町内の一小(北校)、三小(東校)でも授業を行いたい。
もちろん、六小、四小・・・・他でも。

●読売新聞1月14日朝刊記事が掲載されました。
2016年1月14日読売新聞朝刊

▲2016年1月14日(木)読売新聞・群馬版朝刊。    (1月19日アップ)

●二小のホームページに授業風景が紹介されました。

館林城の再建をめざす会を応援してくれるS氏からメールで知らせてくれました。
「二小のホームページに紹介されてます」とのこと、さっそく二小のサイトを閲覧すると、ありました。
写真が多くてわかりやすいです。
感謝!! 母校はありがたい。 二小授業風景

▲館林市第二小学校のホームページに授業風景が紹介されました。    (1月31日アップ)

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