【J2クラス】
上級者クラスなので、稽古始めに半身正面の稽古を重視する。立ち方の基本を徹底し、身体のゆがみというかクセの修正をかねる。
無駄のない合理的な身体の使い方をまなぶ。大切な稽古だ。
クラシックバレエでいえば、バーレッスンにあたる。毎回同じ動きを丁寧にトレースする。バレエでは有名なスターでも子どもでも同じバーレッスンを必ず行う。共通点が多い。
半身正面稽古を真剣に行うか、いわれたまま仕方なく行うかでほんの少しづつだが変化がある。それは半年後に誰がみてもわかる変化になる。
たとえば、紫帯のルイカちゃん。まじめに取り組んでいる。（ユウキくんも最近だが、真剣に取り組んでいる。）
立ち方が安定してしてきた。形についてもとても良くなっている。本人も自覚が出て来たし良い循環になってきた。来週の審査では無事に3級（茶帯）になるだろう。
◎昇級審査の予行演習。
道場に机を配置し本番と同じ様に稽古をおこなった。
・移動基本
・形
・約束組手
最後はミットを使った蹴りの稽古で、ストレス発散だ。
【組手特別稽古】
6時50分稽古開始。
本日の稽古は少し趣向を変えてみた。組手稽古は時にリラックスさせてたのしまなくてはいけない。組手が好きになることが上達の秘訣。
技術ばかり追いかけると前のめりになってします。
こども達の大好きな帯に巻いた紐を引き抜くゲーム。中段逆突きの稽古だ。このゲームは間合いの稽古だ。相手の帯に挟まった紐を抜くには相手の懐に入らないといけない。
引き抜く動きは早い引き手に繋がる。
しかもこども達の動きが組手稽古の倍の良さになる。
こども達を二つのグループにわけて団体戦をおこなった。対戦順も全てこども達に任せた。
3試合行い、盛り上がる。組手を楽しむことができた。
稽古の半分は組手試合稽古。これも経験値をあげる良い稽古となった。
