12月22日（金）稽古納め

今年の稽古納めは形大会を行なった。先月、市大会で形試合があり、練習の成果を再び生かすために行った。
・初級（白・黄帯）の部　男子と女子
・中級（緑・紫帯）の部　男子と女子
上級
・茶帯の部　男女
・黒帯の部　男女
以上6部門。
1年間の練習成果を発表する場として形試合は良い機会だ。

行事スケジュール
6時半　道場開場
7時　初級の部　スタート　
7時30分　初級の部表彰式
7時45分　中級の部　スタート
8時15分　茶帯の部　スタート
8時45分　黒帯の部　スタート
9時15分　表彰式
9時半　解散　

12月に空手道場を卒業する２人の黒帯さんへメッセージを手渡す。

２人は足利の小学校から館林の優風館に通ってきた。空手が好きなユツキちゃんは5歳から稽古を始めて秋の昇段審査で黒帯になった。
ユツキちゃんの同級生、アツトくんは小学1年から空手を始めて同じく今年秋に黒帯となった。ユツキちゃんは二度目の挑戦で黒帯になったがんばり屋さんだ。
中学生になっても空手で鍛えた精神力で前に進んで欲しい。

アツトくんは素直で優しい性格。ややひ弱な感じもするが、ご先祖は旧館林藩（秋元家）の家老だ。館林の歴史に詳しい人なら皆さん知っている『お国替え絵巻』を残した山田音羽の子孫である。
アツトくんは昨年の今頃、空手への情熱を失いかけて稽古をやめようとした。ひと月休養した後に話し合った。
「空手を途中でやめることをご先祖（山田音羽の母親は館林藩では有名な女傑で教育者の岡谷白蓮）は悲しむはずだし、決して許さないだろう。やれば出来るのだから諦めないで1年間がんばろう」と説得し稽古を継続させた。
その後、熱心に稽古にはげみ、昇段審査を1回でクリア。見事に黒帯となった。ご先祖も喜んだに違いない。

２人とも、よくがんばりました。おめでとう。